2009年5月21日

沖縄の民間ドクターヘリ、6月から運航再開

沖縄のNPO法人「MESHサポート」は、2009年(平成21年)6月15日からドクターヘリの運航を再開すると発表しました。

北部地区医師会が2007年(平成19年)6月から日本初の民間ドクターヘリとして運航を始めた「MESH」ですが、資金難を理由に2008年(平成20年)5月に休止することが決定。その後、北部地区医師会病院救急部が中心となって設立されたMESHサポートが、個人で年会費1,000円のサポーターや寄付などを募って運航のための資金調達を進めていました。

MESHサポートでは、当面の目標としてきた6か月間の運航に必要な経費を確保できたことから、ドクターヘリ運航の再開を決めました。しかし、資金調達には約1年かかっており、年間1億円程度と見込んでいる事業費を確保するためには単純計算で10万人の個人サポーターが必要となります。現状では6か月後以降の運航は保障できないとして、年会費が1万2,000円となる個人パートナーの募集に力を入れるなど、広く支援を求めていくことにしています。

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