2009年5月21日

日系アメリカ人の元消防士から消防斧を寄贈

米ロサンゼルス市消防局の元職員が、アメリカで消防の象徴とされている「消防斧」を豊中市消防本部(大阪府)に寄贈しました。

消防斧を寄贈した西村児美(JIMMY D. NISHIMURA)さんは豊中市出身で、高校を卒業後渡米、1974年(昭和49年)に学生消防士として勤務を始めました。その後正規の職員として機関員などを務め、2009年(平成21年)4月に退職しました。豊中市消防本部の谷口伸夫消防長とは同じ小学校に通った幼馴染で、市内にあった消防出張所で一緒に遊んでいたことから、消防の仕事を身近に感じるようになったそうです。

ロサンゼルス市消防局には、退職者に消防斧を贈る慣わしがあるとのことで、西村さんは、その後も交流を続けてきた谷口消防長と、消防への道へ進むきっかけとなった豊中市消防本部に友好の証として斧を寄贈することにしました。

関連リンク

0 件のコメント: