2011年10月12日

愛知県、地震被害予測調査の公募型プロポーザル

愛知県は、東海・東南海・南海地震の被害予測調査委託事業者を公募型プロポーザルで募集します。

現在愛知県が進めている「第2次あいち地震対策アクションプラン」では東海地震と東南海地震の連動発生を想定した人的・経済的被害の半減を目標としていますが、東日本大震災の発生を受けて国が倒壊・東南海・南海の3地震が連動発生した場合を想定した被害予測に着手したほか、アクションプラン策定の前提となった被害予測調査から10年弱が経過していることから改めて地震被害の予測調査を行うことにしました。

プロポーザルの実施に先立って決定された調査の基本フレームでは、調査期間を2011年度(平成23年度)から2013年度(平成25年度)までの3年間とし、1年目にあたる2011年度は県の災害対応能力や東日本大震災への対応について検証するほか地盤データや被害予測に必要となるデータの収集を行い、2012年度(平成24年度)には被害予測などを実施、国による被害予測との整合性なども踏まえて地震防災対策を取りまとめるとしています。

プロポーザルの受付期間は2011年10月26日午後5時までとなっています。また、提案書に関する質問は10月17日午後5時まで受け付け、10月20日午前10時に県防災局ホームページで回答を公表するとのことです。

2011/10/21:プロポーザルに関する質問と回答へのリンクを追加しました。

2011/11/07:プロポーザルの結果へのリンクを追加しました。

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