2011年10月22日

『予防時報』247号

コラム 原発事故 素通りした危険情報

アメリカでの、ゼネラル・エレクトリックが製造した原子炉「マークⅠ」の安全性に関する議論の経過と、日本の原子力安全神話について。

東北地方太平洋沖地震津波災害 ―東北地方の再生に向けて―

東日本大震災による津波被害調査と、被災地の復興について。明治三陸津波からの復興には豊漁で地域経済が潤ったことが重要な要素だったことや、高台移転を維持することの難しさなど、先人たちの経験から学ぶ必要があると指摘しています。

放射能と放射線の基礎知識

放射性物質と放射線に関する基礎的な解説のほか、チェルノブイリ原子力発電所事故と福島第一原子力発電所事故の違いやその後の対応についてまとめられています。

東日本大震災と歴史津波

郷土史家の飯沼勇義氏が書いた『仙台平野の歴史津波』で指摘されている歴史津波を東日本大震災の被災状況と比較しているほか、地震学者の視点が防災で重視されるようになった結果、それ以外の分野の視点が生かされなくなってしまったのではないかと指摘しています。

名古屋地域の防災対策

2001年(平成13年)以降の名古屋地域の防災への取り組みについて、阪神・淡路大震災と東海地震震源域の見直し、東日本大震災の3フェーズに分けてまとめられています。

地震保険制度と損害保険協会の東日本大震災への対応について

地震保険の概要とこれまでの改定経緯、東日本大震災を受けた対応について。

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