2011年9月28日

被災で保険証をなくした患者のレセプト、1万件未確定

社会保険診療報酬支払基金は、東日本大震災で被災して保険証を提示せずに医療機関を受診した患者のレセプトについて、4分の3近くが保険者の特定できない「未確定レセプト」となったと発表しました。

東日本大震災で被災して保険証がなくなった人について、2011年(平成23年)6月末までは保険証がなくても名前や事業所名など保険者を特定できる情報を申し出ることで受診できる取り扱いが行われました。この間に保険証なしで受診した人のレセプトは15,375件が請求されていますが、74.6%にあたる11,466件は保険者を特定することができませんでした。未確定レセプトについては、厚生労働省により各保険者の過去の支払い実績に応じて按分する方針が示されていて、按分対象となる請求額は約1億4千万円となっています。

保険者だけ特定され記号番号が不明な「不詳レセプト」のうち、該当者なしなどで保険者から再審査請求されたものについては未確定レセプトと同様に按分するほか、本来の期限より遅れて提出される未確定レセプトもあると見込まれています。これらについては2011年度中に按分して請求するとのことです。

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