2011年9月24日

WTC崩壊は突入旅客機のアルミニウムが原因との説

2001年(平成13年)9月11日のアメリカ同時多発テロで世界貿易センタービルが崩壊したのは、航空機に使われているアルミが溶けてスプリンクラーの水と反応して爆発したためであるとする説が発表されました。

ノルウェー産業科学技術研究所(SINTEF)のクリスチャン・シメンセン主任研究員によるものです。ツインタワーの北棟と南棟には、突入した旅客機の機体から溶けたアルミニウムが約30トンずつ流れ込んだと考えられるとしたうえで、溶けたアルミニウムがスプリンクラーの水と反応して数百℃に達し、この反応で生じた水素が爆発、ビルの上部が下の階を押しつぶしながら崩壊した可能性があるとの見方を示しています。

1980年(昭和55年)以降、アルミニウムを使用する工場などでは水とアルミニウムが接触して爆発する事故が250件以上報告されていて、アメリカの軽金属メーカー、アルコア社による実験では、20kgの溶融アルミニウムに錆の混入した20kgの水を反応させて起きた爆発で実験用の建物が破壊され、直径30mのクレーターができたとのことです。

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