2011年9月30日

ホームページのアクセス集中対策はシンプルに・小さく

Googleは、災害時などに情報を求めてアクセスが集中して閲覧できなくなる事態への対応方法をウェブマスター向け公式ブログで公開しました。

画像やFlashなどデータ量が多くなる装飾を極力なくし、情報の内容もHTMLで作成する、サーバ側で表示するページを動的に生成すると負荷が高くなるのでHTMLファイルを直接表示する静的なページにするといったサイトを軽量化する方法が紹介され、災害時だけのために軽量化したサイトを維持する負担を回避するためトップページだけ軽量版を用意しておいて携帯電話向けページへ誘導するといったアイデアも提案しています。

PDFはできるだけ避け、使用する場合も文章をテキストデータとして保持したまま作成したほうがファイルが小さくなり、検索もしやすくなります。表や数値データはCSV(カンマ区切りテキスト)、XML(拡張可能なマーク付け言語)などにすることで、データを利用して第三者が別の情報サービスを提供しやすくなり、多くの人に情報を届けられるようになるとしています。

Googleが提供しているホームページ作成サービス「Googleサイト」やブログサービス「Blogger」などのサービスを利用してミラーサイトをあらかじめ構築しておく方法や、公共性の高いウェブサイト向けとしてキャッシュデータを表示するサービスを提供していることも紹介されています。

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