2011年9月23日

検定協会だより 平成23年9月 第369号

巻頭のことば
東日本大震災を踏まえ一層の消防力の充実強化を目指して
川崎市消防局長 福井昭久

川崎市の現状や、消防局の施設整備、救急隊増強など「安全で快適に暮らすまちづくり」を推進するための取り組みについて。

消防用機器に係る海外の認証制度及び認証機関等に関する調査研究事業について
【アメリカ・イギリス編】②

アメリカとイギリスで認定を受けている認証機関のリストや、両国の規格と日本の「検定対象機械器具等」14品目の対応表などが掲載されています。

第34回ISO/TC21/SC5スイス会議報告

2011年(平成23年)6月にスイス・ヴィンタートゥールで開催された、ISO/TC21/SC5(国際標準化機構/消防器具/水を使用する固定消火設備分科会)の概要が掲載されています。

日本が求めていた、錆や析出物対策としてバルブの可動部に隙間を設ける規定の削除について、日本国内で使われている製品では隙間が少なくても問題が生じていないなどの理由から伝統的なクラッパータイプに限定するとした提案が採用されました。また、各国の国内規格との整合性などから折り合いがつかず会議が長期化することがあったことから、ISO中央事務局より合意が難しい場合の対応について情報提供がありました。

―協会試験施設の紹介―
音響試験場・情報館に施設した無響室及び測定室

無響室の使用や内部の構造を写真を交えて紹介しています。

第11回レスキューロボットコンテストPR用展示ブース運営結果

2011年8月に神戸市で開催されたレスキューロボットコンテストの日本消防検定協会PRブースの模様が掲載されています。

随想 消防防災に想う(第30回)~ISO/TC21について(その5)~

ISO/TC21(国際標準化機構/消防器具)への参加に至る経緯や、突っ込んだ議論は親しい間柄同士のプライベートな会談で行われることが多く、日常的な付き合いでの根回しが採決に影響するなどの実情が紹介されています。

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