2011年9月26日

エピペンなど6成分10品目を薬価収載

厚生労働省は、2011年(平成23年)9月22日付で6成分10品目の医薬品を薬価収載しました。

自己注射式のアナフィラキシーショック補助治療剤、エピペン注射液0.3mgと0.15mgも収載され、それぞれ10,950円と8,112円の薬価が設定されました。プリックテストなどでアナフィラキシーの危険性が高いと診断されると保険適応となり、これまでは全額だった患者の自己負担が3割に軽減されます。

エピペンは2003年(平成15年)に0.3mgが蜂毒に起因するアナフィラキシーショックを適応として承認されました。2005年(平成17年)には食物や薬物などによるアナフィラキシーへの適応と、体重30kg以下の小児向けに0.15mgの追加が行われています。

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