2011年9月27日

地域WiMAXとスマートフォンで防災アプリケーション

通信ケーブル・電線製造大手のフジクラ(本社・東京都江東区)は、2011年(平成23年)10月から地域WiMAX対応スマートフォンを活用した防災アプリケーション実験を開始すると発表しました。

スマートフォンにインターネットなどを使って音声通話を行うVoIPや画像伝送、災害告知などの機能を持たせ、地域WiMAX経由で通信を行うほか、自治体職員が携帯する端末への優先的な帯域割当、基地局とセンター間の回線切断を想定した衛星携帯電話によるバックアップ機能を検証します。

地域WiMAX事業者としてケーブルネット鈴鹿が実験に参加、華為技術からはWiMAX対応スマートフォン「B8220」の提供とWiMAX通信設備の調整について協力を受けるほか、VoIPシステムの構築とバックアップ用衛星電話回線はNTTドコモが提供します。

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