2009年6月30日

週間情報 平成21年6月23日 No.2123

全国消防長会と全国消防協会が発行している「週間情報」2009年(平成21年)6月23日No.2123。

消防本部の動き

危険物同定装置の導入について 西宮市消防局(兵庫県)

西宮市消防局では、2009年2月に測定器とパソコンで構成される「危険物同定装置(ハズマットID・ガスID)」を導入しました。

5月には、市内で「白い粉がまかれ、近くで猫が死んでいる」との通報があり、初の現場での使用となりました。白い粉は小麦粉で、猫は粉とは無関係な衰弱で倒れていたものとわかりましたが、装置が配備されている高度救助隊や、他隊との連携など訓練を行っていたことで迅速、的確な活動ができました。

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メールアドレスの変更

勝山市消防本部(福井県)のメールアドレスが変更となります。2010年(平成22年)3月末までは以前のメールアドレスも利用可能です。

国等の動き

「平成21年度住宅防火対策推進シンポジウム」の開催について 総務省消防庁

総務省消防庁は、「「平成21年度住宅防火対策推進シンポジウム」の開催について」(平成21年5月27日付け消防予第240号)を発出しました。

2004年(平成16年)の消防法改正で住宅用火災警報器の設置が義務化されましたが、普及は進んでいないのが現状です。住警器の早期普及など、住宅防火対策の推進を図るため、全国8会場でシンポジウムを開催します。

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都市ガス・液化石油ガス及び毒劇物等による事故状況について 総務省消防庁

総務省消防庁は、2008年(平成20年)中のガス事故などについて取りまとめた「都市ガス・液化石油ガス及び毒劇物等による事故状況について」(平成21年6月16日付け消防危第114号)を発出しました。

都市ガスと液化石油ガス(LPガス)の漏洩や爆発、火災で消防が出場した事故の件数は1,130件で、LPガスによる事故の件数は減少傾向ですが、都市ガスによる事故は2006年(平成18年)以降増加に転じています。

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「消防機関における自己注射が可能なエピネフリン製剤の取扱いに関する検討会」の発足 総務省消防庁

総務省消防庁は、救急救命士による自己注射用エピネフリン(アドレナリン)製剤の投与が可能になったことを受けて「消防機関における自己注射が可能なエピネフリン製剤の取扱いに関する検討会」を発足させました。

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「少年消防クラブの充実方策に関する検討会」の発足 総務省消防庁

総務省消防庁は、少年消防クラブの活性化の方策などを検討する「少年消防クラブの充実方策に関する検討会」を発足させました。

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「消防の広域化を踏まえた消防のあり方検討会」の発足 総務省消防庁

総務省消防庁は、消防広域化の推進や、広域化実施後の課題などについて検討するため「消防の広域化を踏まえた消防のあり方検討会」を発足させました。

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「第18回全国救急隊員シンポジウム」発表演題の募集について 救急振興財団

救急振興財団では、2009年11月に石川県金沢市で開催される全国救急隊員シンポジウムの発表演題を募集しています。

募集の対象となっているのは一般発表で、すべて自由演題です。締め切りは2009年7月17日正午となっています。

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ステアーレース2009 NAGOYAの開催について 日本警察消防スポーツ連盟

2009年11月に、第3回「ステアーレース」が名古屋市で開催されます。

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