2009年6月20日

旅客機の座席に挟まったライター出火で点検結果公表

国土交通省は、国内の航空会社21社に対して指示していた、座席の隙間に挟まったライターなどの異物の点検結果を公表しました。

2009年(平成21年)6月に日本航空インターナショナルの旅客機で、座席の座面と背もたれの間に挟まっていたライターが原因と見られる火災が発生したことを受けて、国内のすべての航空会社に対して客室の座席を点検するよう指示していました。2009年6月17日までに各社から国土交通省にされた報告によると、日本航空グループで43機から59個、スカイマークの5機から8個など、57機の旅客機から合計76個のライターが発見されました。

国土交通省では、業界団体を通じ、各航空会社に対して利用客へホームページや機内誌などでライターなどの置き忘れに注意するよう呼びかけることや、異物の有無を定期的に確認することを求める通知を発出しています。

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