総務省消防庁は、原子力施設で消防機関と自衛消防隊との連携を強化し、災害時の活動体制充実などを図るため、「原子力施設における現場指揮本部の設置・運営等に関する検討会」を発足させました。
2007年(平成19年)の新潟県中越沖地震で発生した、東京電力柏崎刈羽原子力発電所の火災を受けてのものです。総務省消防庁や経済産業省原子力安全・保安院では、すでに自衛消防体制の強化などについての検討結果や方策を取りまとめており、それらを踏まえた上で、公設消防と原子力施設の実践的な現場指揮本部マニュアルを作成することとなっています。
検討会は2009年(平成21年)中に3回開催される予定です。
関連リンク
- 報道資料 「原子力施設における現場指揮本部の設置・運営等に関する検討会」の発足 [PDF](総務省消防庁)
- 総合資源エネルギー調査会原子力安全・保安部会中越沖地震における原子力施設に関する調査・対策委員会中越沖地震における原子力施設に関する自衛消防及び情報連絡・提供に関するWG報告書~中越沖地震を踏まえ、原子力施設に対する地域の安全・安心に向けて~(経済産業省)
- 報道資料 「原子力施設における消防訓練のあり方に関する検討会」報告書の公表~自衛消防隊と消防機関とが連携した消防訓練モデル計画~ [PDF](総務省消防庁)
- 報道資料 原子力発電所等立地消防本部の消防体制の強化 [PDF](総務省消防庁)
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