2009年6月21日

日本気象協会、携帯型熱中症計を発売

日本気象協会は、小型で携帯しやすい熱中症計を開発、2009年(平成21年)6月26日から販売を始めると発表しました。

これまでの熱中症計は価格やサイズなどの問題もあり、ハンディタイプの製品でも組織に1台程度備えて利用することが一般的でしたが、この製品は手のひらに乗るサイズで重さ20gと軽く、価格も1,050円(税込)に抑えられています。電源を入れると危険度を5段階のランクに分けてLED(発光ダイオード)ランプで表示、危険度が最も高い「危険」と2番目の「厳重警戒」ではそれぞれ違うパターンのブザー音でも警告します。また、ブザー音のオン・オフを切り替えるスイッチや、電源を入れてから10秒たつと自動で電源が切れる機能も備わっています。

表示される危険度は、気温と湿度から推計したWBGT(Wet Bulb Globe Temperature:湿球黒球温度)近似値となる熱中症指標値をもとに、日本気象協会と熊谷市で行っている「熊谷市熱中症予防情報発信事業」の熱中症指標ランクで表したものです。

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