2009年6月20日

米同時多発テロで活躍した救助犬のクローン誕生

2001年(平成13年)9月のアメリカ同時多発テロ事件の際、崩壊した世界貿易センタービルで死傷者の捜索に活躍した救助犬「トラッカー(Trackr)」のクローン犬5匹が、トラッカーの飼い主だったカナダの元警察官に引き渡されました。

DNA鑑定や動物のクローニングなどを手がけるバイオアーツ・インターナショナル(BioArts International・本社:カリフォルニア州ミルバレー)が行ったコンテスト「ゴールデン・クローン・ギブアウェイ」で選ばれました。当時現役だったジェームズ・シミントン(James Symington)さんとともに事件翌日に現地に入ったトラッカーは、30フィート(約9m)の瓦礫の下から最後の生存者を発見するなどの功績を残しましたが、現場で毒性のある煙を吸い込んだためと見られる神経障害で後ろ足が動かなくなってしまい、クローン犬の引き渡しを前にした2009年(平成21年)4月に亡くなりました。

クローン犬を受け取ったシミントンさんは5匹に「トラスト(Trust: 信頼)」、「バラー(Valor: 勇気)」、「プロディジー(Prodigy: 天才)」、 「ソラス(Solace: 癒し)」、「デジャヴ(Deja Vu: 既視感)」と名前をつけ、トラッカーのような救助犬になってほしいと話しました。

関連リンク

0 件のコメント: