総務省消防庁は、2009年度(平成21年度)の「消防防災科学技術研究推進制度」の審査結果を発表しました。
65件の応募があり、12件が採択されました。災害現場での活動や予防業務などのニーズを反映した「現場ニーズ対応型」と、資機材や手法の開発などについて設定された課題を研究する「テーマ設定型」、消防防災全般を対象とした内容がそれぞれ4件ずつとなっています。また、2007年度(平成19年度)からの1件と2008年度(平成20年度)から12件の継続課題も承認されました。
採択課題
- 防火水槽吸管投入孔融雪システムの研究開発
- 安全な消火活動のためのショアリング技術の開発
- 特殊災害の原因物質を特定する装置の開発
- 噴霧放水機構を有する消防用ノズルの開発
- 放射線感応型防火服の開発
- 大規模災害時に対応可能な遺体の除菌・消臭・保存システムの構築
- 能動スコープカメラの実用化のための改良開発と実地試験
- 効果的戦術展開実現のための震災時消防活動統合支援システムの開発
- 個別粒子法を用いた火災旋風の発生予測ソフトウェアの開発
- 現場における有毒・危険物質の迅速質量分析システム開発
- 疲労度指標に基づくストレス判断システムの構築
- 危険建物内の迅速安全な情報収集を行う投擲型探査装置の開発
関連リンク
- 報道資料 「消防防災科学技術研究推進制度」における平成21年度公募課題の審査結果 [PDF](総務省消防庁)
- 総務省消防庁の提案公募事業「平成21年度消防防災科学技術研究推進制度」に本学薬学部の佐々木秀明教授(研究代表者)の研究課題が採択(神戸学院大学)
- 近畿大学医学部 法医学教室(更新情報として研究課題採択について掲載)
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