2009年(平成21年)2月に、兵庫県の主催で「水害から命を守る」をテーマとして行われた防災シンポジウムの模様や講演の概要、資料などが兵庫県ホームページに掲載されています。
群馬大学大学院教授の片田敏孝氏による基調講演では、近年の豪雨災害や将来の降水量予測などを示し、住民に情報が届く前に大きな災害が発生してしまうと指摘、住民の行政や情報への過度の依存が防災に対する最大の問題ではないかとした上で、行政による公助には限界があり、それだけ頼るのではなく自助、共助により地域防災力を高める必要があるとしました。
そのほか、2004年(平成16年)の台風23号災害による被災経験についての中貝宗治豊岡市長の報告やパネル討論の概要、会場で行われたアンケート調査の結果などが掲載されています。
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