気象庁は2008年(平成20年)中の気候変動や地球環境の観測データなどをまとめた「気候変動監視レポート2008」を公表しました。
レポートでは、トピックスとして2008年7月から8月前半にかけての西日本を中心とした高温と少雨についてとりあげ、この時期、西日本では晴れの日が多かったほか、日本上空の偏西風が弱く、梅雨前線の活動が不活発で梅雨明けも早かったことを指摘した上で、これらを引き起こした要因について分析しました。また、海外や国内の気候データや発生した異常気象、気象災害についてもまとめられています。気象庁が2007年(平成19年)からホームページ上で公開している「異常気象リスクマップ」を紹介するページもあります。
そのほか、二酸化炭素などの温室効果ガスやオゾン層破壊物質の量、黄砂、酸性雨など環境問題に関連するデータや分析もまとめられています。
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