東京都は、富士山の噴火による降灰や近年の大規模事故の教訓を盛り込んだ地域防災計画の修正を決定しました。
修正したのは火山編と大規模事故編です。火山編では、2006年(平成18年)に策定された国の「富士山火山広域防災対策基本方針」で富士山の噴火による降灰を予測していることを受けて降灰への対応を盛り込んだほか、気象庁が発表する噴火警戒レベルや火山ガス予報などに対応した内容も加えられました。大規模事故編は、2005年(平成17年)のJR福知山線脱線事故の教訓から、災害現場で情報を共有するための「現地連絡調整所」設置するとし、小規模雑居ビルの火災や都市型温泉でのガス事故などへの対策を追加しています。また、風水害編を参照するとしていた部分を、事故災害の特性に合わせた実災害時に有用な構成に改めました。
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